ネメアのテロワール

ぺロポネソス半島に位置するネメアはギリシャワイン最大の赤ブドウP.D.O.の原産地呼称地で、アヨルギティコの原産地でもあります

ぺロポネソス半島に位置するネメアはギリシャワイン最大の赤ブドウP.D.O.の原産地呼称地で、アヨルギティコの原産地でもあります。

気候:冬場は比較的、寒く湿気もありますが氷点下まで下がることはほとんどありません。夏場はもちろん暑いですが気温はそれほど上がらず、6月は雨がほとんど降りません。典型的な温暖な小春日和が長く続きそして真夏が訪れます。9月も暑いですが夜はかなり涼しく比較的、乾燥した気候となります。これはブドウが成熟するのに理想的な気候パターンだと言えます。年間総雨量は600mm~700mmですがその80%ほどが10月から3月にかけてです。

土壌:石灰質をベースにその上に浅い(70-80cm)粘土質の層のある地質です。この「マール」と呼ばれる泥灰土はその他の粘土質の土壌とは違い、湿気を含んでおりブドウの木が必要とする時はその湿分を与えます。このことは自然と水分コントロールをする助けとなります。

ブドウの木は標高およそ250m~850mの地点に栽培されています。このP.D.O.のエリア内はバリエーションに富んだ環境が整っています。石灰質の丘やたくさんの石を含む地質は斜面のふもと付近。このような土壌は熟成させるタイプのワインのブドウに大変適しています。

Gaia Winery – Nemea

ワイン生産工場(ワイナリー)は標高550m、ネメアのクーツィーの村のP.D.O.エリア内の7ha.のプライベートブドウ畑の真ん中に1997年、建てられました。もちろん、まずはブドウ畑が選ばれ、その場所を拠点にワイン生産工場が選ばれました。

このクーツィーは、白亜質の土壌と水はけのよい土壌と言うことでよく知られているブドウの木に囲まれた半山地の村です。気候は涼しく、日の照り方は理想的です。この一帯のブドウの木の斜面の傾斜のため、クーツィーのブドウの収穫高はネメアのその他の地域よりも低いです。そのおかげで、この地域で栽培されるアヨルギティコはネメアの他の地域のブドウよりも品質が高いと強く信じられています。そしてこういったブドウはハイエキスのオーク熟成をするようなワインに理想的です。

ネメアにおけるアヨルギティコ

- ほぼ、ペロポネソス半島の北東のネメアの地域でのみ栽培。3,000ha.の土地ネメアP.D.O.として認定されている。

- 程よいスピードで、しかし生産性に富んだブドウとして育つ。場所や収穫によって変わるが、9月の半ばから末にかけてブドウは成熟する。

- ワインになると、深く濃い赤い色になり熟れたイチゴやブラックカラントなどのレッドフルーツを彷彿とさせるアロマを醸し出し、若いうちはバタースコッチのようなキャラクターを持つ。しっかりとした条件下で熟成されると甘い香りが増すか、イチジク、干しブドウ、プラムのドライフルーツのような香りとなります。タンニンは大変ソフトで時間と共にゆっくりと広がります。

- 大きな流動性をもったワイン:色々なスタイルを持ち合わせています。フレッシュで元気のあるバラのようなワイン(カルボニックマセレーション)でミディアムボディーのソフトなワインながらもタンニンもしっかりと凝縮されているので、熟成を重ねるごとにフルボディーへと成長します。