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マルヴラ ティンド

スロヴァキアの中世から続くまち、バンスカシュティアヴニツァの隣のレヴィツェ村のワイナリーであるマルヴラティンドのブドウ畑へとつながるシトゥノ火山の森。中央にはブドウの成熟を助ける広大な湖。

Marvla Tindo(マルヴラティンド)は2人の友人、Vlado Kuny (ヴラド・クゥニ)とMartin Danielic(マルティン・ダニエリッチ)の情熱の絆から生まれたワイナリーです。この型破りな名前は2人のファーストネームの一部のコンビネーション、mar – TINとvla – DOでできています。マーティンとヴラドは彼らのプロジェクトをシトゥノ火山灰地質を下層土壌に持つ土地のブドウ畑のポテンシャルを存分に引き出すことをメインゴールとして設立された小さな家族経営のワイナリーだと話します。年間生産本数は8,000本から10,000本のみです。

Marvla TindoはLevice(レヴィツェ)村付近の“自然派”と言われる3ワイナリーの低介入生産者のうちの1つです。これらの生産者は自身のワインを“火山麓(かざんろく)のワイン”と呼び、ブランディングをします。彼らのブドウ畑は休火山であるシトゥノ火山が地域一帯を見下ろすロケーションに栽培されています。

柔らかい火山灰質土壌(タフ土壌・火山砕屑岩土壌)と硬めの火山灰質土壌(アンデサイト土壌・安山岩土壌)で構成されているテロワールは優れた排水と多孔質石からくる保水性を兼ね備えた特別な条件を生み出します。このため、暑い夏の干ばつ期のブドウの木を支えます。

こういった石にたどり着くためにブドウの木の根は、このミネラル豊富な火山灰質の土壌下で大規模なルーツシステムを作る必要があります。このため、ワインは確実にミネラル感のキャラクターを持ち合わせるのです。

伝統的には中央ヨーロッパブドウ栽培とって最北となり、スロヴェニアからハンガリーを通ってスロヴァキアまで広がるカルパチア盆地によって自然の国境となっている山脈の斜面に位置する地域です。

まさに2つの気候帯が絡み合ったマジカルな場所です。南ヨーロッパ側(パノニクム地域)は暖かく、北ヨーロッパ(西カルパティクム地域)は寒い地域となります。

近くには、元々シトゥナ火山の標高4,000m地点の没落しているカルデラの中には歴史的な町であるBanská Štiavnica(バンスカ・シュティアヴニカ)が広がります。1993年からはユネスコ世界文化遺産に登録されています。


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