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ゲリラ

イタリアに隣接するスロヴェニアのヴィパーヴァ谷のワイン生産者ゲリラワイナリー。ワイナリー内に併設する自社のデザイン性の高いホテルとビオディナミ農法のブドウ畑の中の羊の群れと左側には連なっている青々とした緑が美しい丘陵。

Josef Petric(ヨゼフ・ペトリッチ)氏によって1954年に設立されたGerilaゲリラ、小さな家族経営のワイナリーはワインブドウの栽培が盛んなVipava Valley(ヴィパーヴァ谷) の中心に位置するPlanina(プラニーナ)にあります。熱心なエコロジストであったヨゼフはワイン造りを始めた当初からサステナブルな農法のアプローチをとってきました。

1956年、Guerilaはスロヴェニアの自品種であるピネーラを救い、そしてその品種の価値を高めたことが大変な評価を得ました。 

そして2005年、ヨゼフの息子Zmago(ズマーゴ)が引き継ぎ、ワイナリーを「Guerilaゲリラ」と名付けたのです。 

「挑発的な名前にしたかったんだ。」とズマーゴは語ります。そのメッセージは明確です。もっと生産性があって、商業的な品種を好む生産者たちに捨てられたこの土地の自品種の「反乱」です。 

土壌は始新世からの砂、砂岩、マール、石灰岩、粘土質の混合土壌です。マールには大変豊富なミネラル感を感じさせる粘土粒子が含まれています。そのことがフライッシュと呼ばれる土壌を作ります。現地ではPoncaポンツァと呼ばれています。

とても魅力的なカルストエリアのVipavska Brda(ヴィパヴスカ ブルダ)の丘に位置する南向きのスロープに10ヘクタールのブドウ畑は広がります。標高は300m~400mに渡り、この地域で一番高い場所のうちの一つです。 風通しがよく、1日の日較差、そして最高の日射が得られるロケーションです。

ピネラ、ゼレン、レブラ、マルヴァジア、メルローそしてバルベーラ、これらはすべて低い位置でのギュイヨ式で仕立てられており、産出高は大変低くブドウ 1本で、1.5㎏となります。 剪定もあまり過度にしません。ブドウの木の中の果汁の動きを活発にさせ、その木の活力を保持させるためです。

 気候は" Bora(ボーラ) "と呼ばれるヴィパーヴァ谷から来る強い風を伴う乾燥した気候です。この気候はGuerilaのエコロジカルなアプローチの農法に大変適しています。有機認定を2008年から取得しており、バイオダイナミック農法の認定も2012年から受けています。このバイオダイナミック農法で準備されるものはすべてその土地の天然湧き水を使用しています。 

このバイオダイナミック農法のアプローチを選んだ理由は、" 微生物相を広め、宇宙エネルギーと植物を繋げるそしてその植物の免疫を最大限に引き出すためです。"

有機物質と角の肥料と火打ち石の混合物のスプレーの使用は、植物へ生命力を取り込み、そしてコンポストとグリーン肥料の使用は土壌の活力とその多様性を保つためです。このことは健康とブドウ畑の調和にとって必要不可欠なのです。


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