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ドメーヌ カラニカ

ギリシャ北部のマケドニア地方に位置するスパークリングで有名なドメーヌカラニカの当主ローレンスハートマンさんが、雪に覆われたオーガニックかつビオディナミ農法で育てられているギリシャ自品種リムニオナを選定しているところ。

ドメーヌカラニカはローレンス・M.ハートマン・カラニカとアネット・フォン・カンペンによって設立されました。ローレンスはギリシャ人の母とオランダ人の父を持ち、妻のアネットと共に長くオランダで過ごし出版業界で様々なマネージメント職を15年間していました。そんなある日、これからは夢を追うと決断したのです。彼らの夢、それはシャンパーニュに負けないスパークリングワインを造ることでした。それから、数年にわたりヨーロッパとアメリカでワイン生産、醸造、そして農園経営を学びました。ローレンスとアネットは選択肢としてオーストラリアからドイツまで、世界中を考えました。しかし、彼らのあの素晴らしいクシノマヴロに対する愛情がギリシャのアミンデオへと導いたのです。

カラニカは伝統的手法とバイオダイナミックの要素を取り入れたオーガニック農法でブドウを栽培しています。これは合成肥料や強い化学農薬は一切使用していないことを意味します。もし、万が一病気などが発見された場合は“ホメオパティック(同毒療法)”療法のスプレーで対応します。土壌はクローバーや豆類の間作物によって活性化されます。そして動物性の堆肥は近隣の羊飼いから調達しています。ブドウの搾りかすとブドウの副産物、さらには新鮮な搾りかすの堆肥は肥沃な土壌を生み出すのに使われます。

断熱性の高いカラニカワイナリーは3階建てで自然流方式の建物になります。そのロケーションは、アミンデオ村とヴェゴラ村、レヴェアの村々の狭間にありヴェゴリティス湖畔に面する斜面です。

この特別なよく考えられた構造デザインはポンプやフィルターなしでワインを造るのに大変適しています。
ブドウ畑とワイナリーの全ての活動はマリア・トゥーンのバイオディナミックカレンダーに基づいて行われています。

カラニカのスパークリングワインが世界レベルになりが、世界中の注目を浴びるまでそれほど時間がかかることはありませんでした。シャンパーニュとスパークリングの世界的権威Tom Stevenson氏はこう述べています。「アーティザナルなスパークリングワインにおいてカラニカの2010年ベースワインのDomaine Karanika Xinomavro Brutほど洗練されたスパークリングに出会うことはめったにない。このシルキーでスムースな泡はシャンパーニュの生産者が死ぬほどうらやましがるだろう。これ、もうギリシャナンバー1のスパークリングワインだと言っても過言ではない。」

アミンデオのテロワール

アミンデオもしくはアミンテオ、アレキサンダー大王の祖父からつけられたといわれているこの地域はアルバニアとマケドニアの国境に向かってギリシャの北西に位置します。海抜約650m、ヴェルミオ山の反対側に面しておりエーゲ海の影響を受けない場所になります。アミンデオのロケーションの特色は完全なる大陸性気候であるにもかかわらずヴェゴリティス湖の影響も少なからず受けているというところにあり、この特色は赤ワイン用のクシノマヴロの収穫を10月半ばまで引き延ばすという役目をしています。

アミンデオの地域はギリシャで最も冷涼なワインの生産地の一つなります。クシロネロ地域の近くアミンデオの西斜面では土壌は砂粘土質に近くなり、アヨス・パンテレモナス付近では砂質ローム、そしてぺトロン湖の西の平野ではカルシウム質の全ての土質が広がります。


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