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ドメーヌ デ トゥレール

レバノンのワインの銘醸地ベカー高原に位置するレバノン最古の商業ワイナリードメーヌデトゥレール、創業当初である19世紀からそのまま残されているセラーの扉。セラーの奥にはブドウの除梗機。

1868年に創業されたドメーヌ デ トゥレールはレバノンで最初の商業ワインの生産者です。その歴史はオスマン王朝にベイルートとダマスカスの建設の為に仕えていたフランス人冒険家のフランソワ-ユジェーヌ ブランが、ベカー高原に位置するシャトゥーラに辿り着いたところから始まりました。彼の祖国を彷彿とさせるその土地に魅せられ、この土地に残りワインを造ることを決意したのです。2003年にブラン家の最後の一人が亡くなり、その土地はブラン家と親しかったイッサ家とイッサ エルクーリ氏によって購入され、ドメーン デ トゥレールのその心を引き継ぎました。ワインメーカーであるファウージ イッサはベイルートのアメリカン大学で農工学を学び、その後フランスのモンペリエ大学にて“フランス認定ワイン醸造家の学位”を得ました。そしてコート ロティのルネ・ロスタン氏のもとで学びました。そして2007年にはあの伝説的なシャトーマルゴーにて学びました。その後、自身の家族のワイナリーへ戻り、新しい息をDomaine des Tourellesへ吹きこんでいます。彼のワイナリーは “レバノンで最も魅力的なワイナリーだ ” と称されることもたびたびです。

近年では、Domaine des Tourellesはレバノンにおけるワイン生産のルーツと言われるとともに再生を起こしたとも言われます。レバノンワインを知るには必須の条件と一っても過言でないほど大変重要なワイナリーとなりました。

西ベカー高原のテロワール

レバノンは1年で300日もの晴天に恵まれ、それはブドウが十分に熟し濃厚な味になるには大変適しています。年間で約65日の雨季は冬に集中しています。その高い標高、特にベカー高原では、夏の間の天候は大変乾燥しているにもかかわらず、灌漑を必要としません。下層土へしみ込んでいく雪解けが灌漑の役目をし、ブドウの木の根が伸びそこから水か木へ浸透していきます。結果、豊富なミネラルが土地に行き渡りそれが良いワインを造るテロワールを作ります。ブドウの成長サイクル全体を通して、天候はほぼ晴天です。その地形的な特徴は持続的に吹くそよ風(フレッシュな風も健康で熟れたブドウを作るカギとなります。)を発生させ、それはワイン造りを困難にさせる菌やその他の病気を引き起こす湿気を減らすため、有機栽培を促します。


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