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三世代にわたる情熱と卓越した技
メゾン・コルドゥイユ・ペール・エ・フィーユは、シャンパーニュ地方の中でも特に個性的な産地であるコート・デ・バールの中心に位置する家族経営のメゾンです。
このメゾンの歴史は、1950年にさかのぼります。ジャニーヌとレモン・コルドゥイユが、マリエットとルネ・コルドゥイユから受け継いだAOCシャンパーニュの土地に最初のピノ・ノワールを植えたことから、この家族の冒険が始まりました。
それから20年間、彼らは協同組合のカーヴでワイン造りを行っていましたが、1971年に大きな決断を下します。それは、自らのシャンパンを造ることでした。2年後の1973年には、息子のイヴとジルベールがワイナリーに加わり、新たに3.5ヘクタールのブドウ畑(ピノ・ノワール3ヘクタール、シャルドネ0.5ヘクタール)を植樹しました。
1985年、長年父とともに学んできたジルベールがワイン造りを引き継ぎ、当時は**「コルドゥイユ・ペール・エ・フィス(訳:息子)」の名で販売されていました。現在、ジルベールと娘のエルランドがこのメゾンを率い、3代目としてその伝統を継承しています。こうして、自然な流れの中でメゾンは現在の「シャンパーニュ・コルドゥイユ・ペール・エ・フィーユ(訳:娘)」**へと進化しました。
畑について
シャンパーニュ・コルドゥイユ・ペール・エ・フィーユは、コート・デ・バールの中心に位置し、そのブドウ畑は4.12ヘクタールに広がり、ノエ=レ=マレ、フォンテット、ヴィル=シュル=アルスの丘陵地に点在しています。
栽培品種
環境への取り組み
メゾンでは、環境とテロワールを尊重するため、2015年からオーガニック栽培への転換を開始しました。
この取り組みにより、自然のリズムを大切にした持続可能なブドウ栽培が実現されています。
唯一無二のテロワール
オーブ地区のテロワールは特別で、ラングル高原の影響を受けた独特の気候と、シャブリに近い粘土石灰質の母岩によって形成されています。
🛑 コート・デ・バールでは、シャンパーニュ地方に多く見られる白亜(チョーク)を探しても見つかりません!
ランスやエペルネのテロワールとは異なり、この土壌はワインに比類ないミネラル感をもたらし、エレガントで表情豊かな味わいを生み出します。
熟成が生む卓越した品質
シャンパンの味わいは、そのテロワール、ブドウ品種、そして造り手の技によって決まります。
シャンパーニュ・コルドゥイユ・ペール・エ・フィーユでは、時間こそが最も大切な要素と考えています。
市場に流通する多くのシャンパンははるかに短い期間で出荷されますが、当メゾンでは特別なこだわりを持ち、最低7年間の熟成を経てからリリースします。
この長期熟成によってワインは自然にまろやかさを増し、ドサージュ(補糖)の必要性が少なくなります。その結果、ブドウ本来のアロマとテロワールの個性が最大限に引き出されます。
また、年間の生産量はわずか約17,000本と非常に限られており、1本1本を丁寧に仕上げることで、高品質なシャンパンをお届けしています。